眼科一般診療について
眼科は、視覚を得るための器官である眼球や、その周辺組織(筋肉、眼瞼)を扱う診療科です。近視や遠視、老眼などから、目の痛み、異物感、出血、眼の疲れ、かすみ、異物が見えるといった異常なども診察致します。 ささいな症状でも、疾患によっては重症化することもありますので、早期発見、早期治療により健康な目を維持できるようにサポートいたします。手術が必要な場合は、関連施設とも連携の上、スムーズに対応させて頂きます。
対象となる主な疾患
- 近視、遠視、乱視
- 老視
- 眼精疲労
- 花粉症、アレルギー性結膜炎
- ものもらい(麦粒腫、霰粒腫)
- 白内障
- 緑内障
- 糖尿病網膜症
- ぶどう膜炎
- 網膜剥離
- 網膜色素変性症
- 加齢黄斑変性症
- 黄斑上膜
- 網膜静脈分枝閉塞症
- 網膜中心静脈閉塞症
- 斜視
- 弱視
- 視神経疾患
- 眼瞼(まぶた)疾患
- 外傷
- 飛蚊症
- 未熟児網膜症
など
当院でできる検査
- 視力検査
- 視野検査
- 眼圧検査
- 細隙灯顕微鏡検査
- 眼底検査
- 眼底三次元画像解析(OCT)
- 涙液分泌機能検査
- 涙管通水検査
- 色覚検査
各種レーザー治療について
当院では、日帰りでできる各種レーザー治療を行っております。眼科では約50年前からレーザー治療が行われ、実績も豊富で安全な治療です。治療中の痛みについても、感じないか、少しピリピリと感じることがある程度です。以下のレーザー治療を行っております。
網膜光凝固術
特定の波長のレーザー光によって、網膜の病変部を凝固させることにより疾患の進行を抑える治療方法です。
対象となる疾患
- 糖尿病網膜症
- 網膜静脈閉塞症
- 網膜裂孔
- 中心性漿液性網脈絡膜症
YAGレーザー後嚢切開術
白内障手術後に再発した白内障に対して、YAGレーザーを照射し濁りを取り除く治療方法です。
対象となる疾患
- 後発白内障
レーザー治療の大まかな流れ
診察・検査
レーザー治療の前に、診察と必要な検査を行います。
散瞳薬点眼
瞳を広げるために点眼薬をさし、準備を始めます。
点眼麻酔
麻酔は点眼薬で行います。
レーザー照射
レーザー装置でレーザーを照射します。照射は数分で終了します。
レーザー後診察
治療後の生活や術後点眼、お薬についてご説明します。
定期検診
手術後は定期的に検査を行い、術後の経過や状況を確認します。
眼鏡・コンタクトレンズ処方について
当院では、眼科専門医が患者さまの目の健康状態を診察した上で患者さまおひとりおひとりに合った適正な眼鏡・コンタクトレンズを処方しています。
誤った度数の眼鏡や、眼に合わないコンタクトレンズの使用、誤った装用方法などにより、眼にトラブルを抱えられるケースも少なくありません。
特にコンタクトレンズは法律によって「高度管理医療機器」と指定されており、使用する際には、専門医による診断を受けて、正しい方法で装用する必要があります。
新しく眼鏡・コンタクトレンズをお作りになりたい方や、すでに今お使いの方も何かお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。